![]() |
![]() |
![]() |
ショウガ茎葉 | 新ショウガ(上)とヒネショウガ(下) | 乾姜と干生姜 |
【起源植物】 | ショウガ | |
【 生薬名 】 | 生姜、干生姜(干姜)、乾姜 | |
【 科 名 】 | ショウガ科 | |
【 別 名 】 | クレノハジカミ、ツチハジカミ | |
【薬用部位】 | 漢方でいう生姜は生のヒネショウガを指しますが、それが無ければ新ショウガで代用します | |
生姜 | 生の生姜、通常、必要時に2ミリ位の厚さにスライス切りして使う | |
干生姜(干姜) | 生のショウガを干しただけもの | |
乾姜 | ショウガを湯通し又は、蒸してから乾燥させたもの | |
【 主成分 】 | 辛味成分のジンゲロール、ショーガオール、ジンゲロンなど 新ショウガよりもヒネショウガの方が辛み成分が多く含まれる 生姜→干生姜→乾姜と辛み成分が多くなります |
|
【 薬 性 】 | 味は辛温(乾姜は辛熱)、帰経は肺脾胃に属す | |
【 効 能 】 | ●漢方では風邪、健胃、消化促進、鎮痛に使う | |
●ショウガ湯は風邪の初期に飲むと体が温まるし、汗が出て軽快する事もおおく、咳や喘息等にも良い | ||
●吐き気のある時はショウガの汁を飲むと胸がスッキリとする | ||
●小半夏加茯苓湯はつわりなどの吐き気の特効薬として有名 | ||
●カール・ルイスがショウガエキスを膝痛に使って以来注目されている(アミノピリンと同程度の鎮痛作用という) | ||
●腰痛や五十肩、肩こりに絞り汁で患部に温湿布するとよい(かぶれには注意すること) | ||
●生姜・干生姜は、健胃、鎮嘔吐、発汗、駆風、咳などの外感病に1日5〜6gを煎服する。 | ||
●乾姜は、吐瀉、腰冷痛、腰痛、下痢などの体の内部の冷え(裏寒)から来る様々な症状に使う | ||
【 備 考 】 |