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| 当帰花 | 大和当帰・北海当帰・唐当帰 | 生薬「大和当帰/片製切」 | 
| 【基原植物】 | トウキAngerica acutiloba | |
| 【 生薬名 】 | 当帰 ANGELICAE RADIX | |
| 【 科 名 】 | セリ科Umbelliferae | |
| 【 別 名 】 | 當歸・一名乾歸(神農本草経)、帰尾は当帰腿という | |
| 【薬用部位】 | 根 | |
| 【 成分 】 | 精油(リグスチリ、サフロール)、糖質、VE | |
| 【 薬 性 】 | 性味‥辛甘苦温無毒 帰経‥入心肝脾三経 (常用薬剤選輯) | |
| 【 功 效 】 | 補血和血・滋養強壮・調経定痛・鎮静・潤腸 (常用薬剤選輯) | |
| 【 主 治 】 | 貧血・祛寒・月経不調・痛経・心腹諸痛・産後血瘀・腹痛・臓躁症・風湿痺痛・跌打損傷・癰疽腫毒・血虚便秘 (常用薬剤選輯) | |
| 【 効 能 】 | ●鎮痛、鎮静、浄血、通経、産前産後、血の道、冷え性、貧血などに、 5~10gを煎服、当帰酒を20ml飲んでもよい 『当帰酒』 当帰200g、グラニュー糖200g、ホワイトリカー1.8Ll、1~2ヶ月熟成  | 
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| ●婦人疾患には欠かすことの出来ない生薬 | ||
| ●古人は「帰頭は補血し、帰身は養血し、帰尾は破血し、全用すれば喀血する」「帰頭は頭を補血し、帰身は身を補い、帰尾は四肢を補う」とあるが、これにこだわる必要はない | ||
| ●種子ですぐに繁殖する、薬用にするには花を咲かせない | ||
| 【 備 考 】 | 根頭部を帰頭、主根部を帰身、支根を帰尾(当帰鬚)というが、現在では分けずに使用している | |
| 大和当帰は品質も最良であるが値段も高い、当店ではこれを使用。近年大和当帰の種を中国で栽培した中国産当帰、業者は大和種などと呼んで流通量が拡大しているものも値段も手頃で品質も年々向上してきている。 | ||
| 【出 典】 | 治欬逆上氣.温瘧寒熱洗洗在皮膚中.婦人漏下絶子.諸惡瘡瘍.金創.煮飮之.(神農本草経中品) | |
| 【処 方 例】 | 当帰芍薬散、四物湯、当帰建中湯、芎帰膠艾湯、当帰湯 | |