【起源植物】 |
ウコン |
【 生薬名 】 |
欝金 |
【 科 名 】 |
ショウガ科 |
【 別 名 】 |
バーブ名はターメリック、宇金とも書きます |
【薬用部位】 |
根茎 |
【 主成分 】 |
クルクミン |
【 薬 性 】 |
気味は苦寒、帰経は胆肝に属す |
【 効 能 】 |
●健胃、利胆に1日6〜10gを煎服する |
●鎮痛に1回3〜5gを煎服する |
●カレー粉の原料やタクアンなど食品の着色料とする |
●子根の方が母根に比べて涼性(冷やす作用→消炎作用)が強い |
【 備 考 】 |
●「春ウコンと秋ウコン」違い ・・・共にウコンとつくが違う植物です
原植物は一方はクルクマ・ロンガで断面は紅黄色でこれを秋ウコン、他方はクルクマ・アロマティカで断面の色は淡黄〜黄褐色であり、これが春ウコンといいます。花も色が違い秋ウコンは白く秋に咲きます。春ウコンはピンクっぽく沖縄では春に咲きますが、沖縄以外では秋に咲くと言われます。。 |
●漢方でいう本物の生薬欝金はウコンの子根のことで、秋地上部が枯れた後に採取しますが、本の少ししか取れないので、相当の高値ですウコンの6〜7倍します。生薬名を川玉金(せんぎょくきん)といいます。一般的に売られているウコンはハルウコンや秋ウコンの母根(種芋に相当する所)を刻んだものがウコンとして売られています。この辺り、流通品はちょっと混乱しています。何はともあれ、肝臓に効くことは間違いないので、漢方薬局で売られているモノは安心して飲んでよいです。 |